古民家を和モダンにリノベーション
古民家の梁や柱を活かした真壁づくりの
和モダンにリノベーション
Before
After
Speak from the Heart
古民家は昔から、柱や梁に非常に良質な素材を使って丁寧に作り上げられてきました。その価値ある梁や柱を活かさない手はありません。これらの柱を、真壁づくりで際立たせる和モダンなリノベーションが可能です。現代の住宅では、大壁づくりが主流です。これは、内部の断熱性や装飾の効率性を高めるため。しかし、この見事な柱をあえて見せることで、住まいは未来に続く価値を持ち、さらに異彩を放つ特別な空間となります。伝統と現代が融合したその佇まいが、住む人々に深い安らぎと温もりをもたらすのです。
古民家の価値である太い梁と柱を最大限に活かし、現代の住みやすさと快適性をプラスしたリノベーションがご要望でした。リビングでは高い天井を活かし、梁をあえてむき出しにすることで趣のある空間を演出。梁に取り付けたペンダントライトからやさしい光が広がり、温かみのある雰囲気を作り出しています。また、天井には広い吹き抜けでも効率よく冷暖房できるよう、エアコン1台で快適に保つためのシーリングファンを設置。熱がこもらず、夏も冬も心地よい空間となるよう工夫しています。伝統の美しさと現代の機能性が融合した、快適で洗練された住まいが完成しました。
和モダンデザイン
梁と柱は、白い壁とのコントラストを際立たせるために自然塗料で塗装し、和室には畳を敷き詰めて、和と洋の調和を活かしたデザインに仕上げました。伝統的な要素と現代的な感覚を見事に融合させた、落ち着きと洗練が共存する空間となっています。
木の香りいっぱい
垂木や野地板、軒桁など、活かせるものはすべて活用し、木材本来の持つしなやかさと強さを引き出した、耐久性に優れた強い住宅です。伝統的な木の力を最大限に活かしながら、安心して長く住める住まいを実現しました。
梁のあるリノベーション
梁があっても張り合わない住まいは
住まいの天井が異空間
After
Speak from the Heart
住まいの天上界に、縦横無尽に織りなす梁の別世界。そこには、まるで神が宿るかのような神聖さが漂う。柱と柱を結び、家を守る梁の力強さは、まるで包み込む大きな腕のように、深い安心感をもたらす。梁の一本一本が織りなす美しさは、時間を超えて語りかける物語のよう。重なり合う木の温もりが、住まいを温かく守り続ける。天上界に広がるこの風景は、日常を離れた静かな聖域。そこに立ち止まり、見上げるだけで、心が満たされる瞬間。まるで神が微笑みかけるような、穏やかで神聖な空間。それが、この住まいの持つ、特別な力なのだ。
和モダンデザイン
梁を露出させたデザインは、日本の伝統的な建築様式に多く見られ、特に木造建築では梁が構造的にも美的にも重要な役割を果たします。このようなデザインは、空間に温かみと重厚感を与えます。のつながりを保つ理想的な設計です。
暖炉と会話を楽しむ
薪ストーブは、薪が燃える音や、炎の揺らめきはリラックス効果があり、家全体に自然な暖かさを広げます。さらに、薪ストーブはインテリアとしての魅力も高く、特にナチュラルでクラシックなデザインの空間にマッチします。また、薪ストーブはエコで持続可能な暖房手段としても注目され、自然との調和を感じられる住まいを実現します。
和洋が調和したリノベーション
JERCO リフォームデザインコンテスト
東北支部 優秀賞
和と洋の調和、心地よい暮らしをデザイン
空間も有効に活用
Before
After
Speak from the Heart
和室の懐かしさ。井草の肌触りに包まれると、子供時代の夏がよみがえる。畳の上に寝そべり、そよ風がふと抜けていく、その心地よさを思い出す。しかし、年を重ねるごとに、和室に座る時間が辛くなることもある。それでも、和室は心に刻まれた大切な場所。座ることがなくても、和室の存在は絶対に必要なのだ。多くの人がそんな想いを抱いている。和室を洋の住まいにどう調和させるか、それはデザインの醍醐味の一つ。和の静寂と洋の快適さが織りなす空間は、新しい美しさを生み出す。懐かしさと新しさが融合するその場所は、心を温かく包み込み、穏やかなひとときを届けてくれる。
日本の伝統的な和室の魅力を大切にしながら、現代のライフスタイルに合わせた家づくりです。未活用の和室を有効に活用し、新たな間取りを実現。家の中心には広々としたLDKを配置し、家族が自然と集まるコミュニケーションの場を作り上げました。このLDKは、日々の暮らしの中心として機能し、快適で温かみのある生活空間を提供します。伝統と現代の融合が心地よい住まいを実現します。
空間活用でスペースいっぱい
空間の有効活用と収納の最適化を追求し、日常生活がすっきりと整理整頓されるように設計しました。必要なものは手の届きやすい場所に配置し、余計なものは見えない場所に収納することで、生活空間が広々と使えるようになります。細やかな計画をもとに、使いやすさと美しさを両立させた収納配置です。
和モダンデザイン
和の美しさを取り入れた床の間に障子と畳を配置した茶間。和の畳と洋のエッセンスを加えたダイニングは和室の落ち着きと、洋のモダンな演出が融合し、心地よい空間が生まれました。この組み合わせにより、伝統と現代が調和した独特の住まいになります。
大正ロマン溢れるリノベーション
JERCO リフォームデザインコンテスト
東北支部 最優秀賞
大正ロマン溢れる旅館、
現代の快適さと融合
Before
After
Speak from the Heart
日本の伝統的な建築と西洋のデザインが融合は、和の静寂や自然との調和、西洋の機能性やエレガンスが見事にバランスを保ち、心地よい空間が生まれる。この融合は、現代的な住まいにおいて、感覚的に「好き」と感じ、日常生活に癒しと安らぎをもたらす。伝統と革新が織り成す新しい住まいのカタチ、それは時を超えて愛される場所となる。
築大正6年の旧旅館が、伝統の美しさを残しつつ、現代の快適さを備えたモダンな宿へと生まれ変わりました。竿縁天井にダウンライトを埋め込んだ現代的なデザインが特徴で、新たに追加された10㎡の露天風呂で、ゆったりとした時間を過ごせます。また、1階に設けられた食事処では、地域の味覚を堪能できます。最新設備を導入した客室は、伝統と現代が融合した落ち着いた空間となっています。
和モダンデザイン
月見台から十五夜の月を眺めながら、月見酒を楽しむ粋なひととき。障子から差し込む柔らかな自然光や、竿縁からのダウンライトが織りなす温かな雰囲気。細部にまでこだわり抜かれた和モダンのリノベーションが、伝統と現代の美を見事に調和しました。
昔の装飾を活かしたリノベーション
TOTOリフォームデザインコンテスト
奨励賞
築40年の風格を残し、現在と融合。
過去が垣間見るリノベション
Before
After
Speak from the Heart
古いものは決して悪ではありません。その価値を理解し、愛することこそが大切です。壊して新しいものに入れ替えるのは、確かに簡単で効率的です。しかし、効率を追い求めるこの現代だからこそ、私たちは立ち止まり、昔の職人たちが心を込めて作り上げた技やこだわりに思いを馳せるべきではないでしょうか。その手間と心が込められた逸品たちを、現代のテクノロジーと融合させ、その素晴らしさを次の世代に伝えていくことが、真の価値を見出す道だと信じています。そうして私たちは、古き良きものに新たな命を吹き込み、未来へとつなげるのです。
他県から移住したご夫婦が選んだのは、自然豊かな郊外にある築45年の家でした。古い間取りと使えなくなった設備を、現代の生活にふさわしい快適な住まいへと改装しました。二階の解体と減築により、耐震性が向上し、二人にとってちょうど良い広さに再構築しました。飾り天井や欄胴などの伝統的な美しさを持つ要素はそのまま保存し、新しい機能と見事に調和させました。さらに、玄関から和室に続く土間床を設けることで、日本の伝統的な美と機能を取り入れました。こうして、過去と現在が融合した独特の雰囲気を持つ家が誕生しました。新しい生活が、古き良き時代の記憶と共に輝いています。
和モダンデザイン
ふすまから天井、柱に至るまで、いまでは手に入れにくい貴重な材料や技術をあえて残し、最新の技術で断熱・気密化を行ないました。古き良き素材をデザイン的に活かすことで、暮らしを魅力的に豊かにします。
土間床活用で玄関スッキリ
もともとの縁側を、玄関からの続き土間床にしました。土間は、植物の育成場所として、屋内の空間に生命と自然の要素を加え、心地よい雰囲気を醸し出します。特に冬の間、縁側の温かみのある土間床の上で植物を育てることは、季節を超えた癒しとなるでしょう。
住まいもヘルシー減築
生活を1階に限定することで、高齢になった時に階段を上がり降りする必要がなくなります。また、生活空間を1階だけに絞ることで、スペースを有効活用しつつ、メンテナンス費用を抑えさらに、省エネにも繋がります。